2022年神奈川県公立中高一貫校の志願倍率

神奈川県教育委員会から神奈川県立中等教育学校の志願者数が発表されました。
結果をまとめてみました。

2021 2022
相模原 志願者数(人) 1112 1062
志願者倍率 6.95 6.64
平塚 志願者数(人) 910 772
志願者倍率 5.69 4.83

皆さんはこの結果についてどう思いますか?
特に平塚中等に関しては昨年と比較してかなり低い倍率になりました。
予想はハズレました(涙)
ブログ:2022年神奈川の公立中高一貫校の倍率は?平塚中等は難化傾向か!?

コロナ禍の影響なのか、男女別定員廃止の影響なのか・・・・
よく分かりませんが、考察してみたいと思います。

神奈川県の公立中高一貫校である横浜市立南高等学校附属中学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校、川崎市立川崎高等学校附属中学校の志願倍率をまとめてみました。

2021 2022
横浜市立南高附属男子 4.90 4.41
女子 6.61 6.34
横浜サイエンスF男子 7.33 7.25
女子 6.13 5.78
市立川崎高校附属 全体 4.01 4.08

志願者は市立川崎高校附属のみ増えただけで、横浜市立南高附属及び横浜サイエンスFも減りました。
また、都立中高一貫校の平均志願倍率も5.13倍⇒4.66倍に減りました。
一方で、2021年の私立の中学受験は増えていました。

考えられること①
最近は中学受検のために4年生くらいから塾に通っているご家庭も多いです。
あまり私立の中学受験と変わらなくなってきました。
せっかく勉強をがんばってきたので、公立中学校に行きたくないという心理が働いているように思います。
高倍率の公立中高一貫校を避けて、選択肢の多い私立中学校へ変更しているご家庭も増えているように思います。


考えられること②
休校中に、公立中学と私立中学の対応の違いがあったと言われています。
純粋に私立中学校を選択するご家庭も増えてきているんだと思います。
私立中学校と公立中高一貫校の勉強をするのは無駄が多いので、公立中高一貫校の志願者数が減ったのではと考えられます。

とは言え、学費が安く、高度な教育を受けられる公立中高一貫校の人気は再び出てくる可能性は高いので、毎年倍率には注視していきたいと思います。

今年受検されるお子さん達にはベストを尽くしてがんばってもらえるよう応援しております。

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