神奈川県の公立中高一貫校は2022年から男女別定員廃止へ!!その影響は?

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神奈川県の公立中高一貫校は2022年から男女別定員廃止へ!!その影響は?

回答
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2022年は男子の方が増えると予想します。

なぜ??別定員廃止に?

都立高校の入試では男女別定員制を用いていて、かなり多くの高校で女子が不利になっているようです。男女別定員制を完全に廃止した場合、東京都のシミュレーションでは女子生徒の合格者が600人増えて、男子生徒が600人減るそうです。

都立高校での問題を受けて、神奈川県教育委員会は2021/4/27に中等教育学校の男女別定員制を2022年から廃止することに決定しました。決断は早かったですね。

男女別定員制廃止で影響は?

神奈川県の公立中高一貫校での影響を考えてみたいと思います。

適性検査ですが、合格最低点はここ数年はずっと男子の方が20~30点高いそうです。どこの塾に聞いてみても同じ内容なので、正しいと考えます。そう考えると、男子の方が合格者数が増えることになります。

公立中高一貫校の入学者数は160人と定められているので、男女比が偏ってしまうと色々大変そうです。一番の懸念点は公立中高一貫校は、6年間同じメンバーと共にする必要があるため、バランスが良い方が後々問題にならないように思います。そう考えると、何かしらの調整が入るような気がします。

調整方法には2種類考えられます。
1. 調査書、グループ活動で調整する
2. 適性検査の問題を理系・文系問題の比率を変える

調査書、グループ活動で調整する

「調査書、グループ活動で調整する 」について考えてみます。

まず調査書で調整することは可能でしょうか?
結論から言うと調査書で調整することは厳しいと思います。調査書はや異なる小学校での評価なので、評価者が同じではありません。調査書を重要視しすぎると、選抜に対して求める学生とかけ離れるリスクがあります。そもそも調査書は配点が小さいため、影響は小さいと考えます。

次にグループ活動で調整することは可能でしょうか?
結論から言うとグループ活動で調整することは可能だと思います。調査書と異なり、評価基準が同じではありません。グループ活動は評価内容は公表されていません。調整するならグループ活動しかないとすら思えます。

適性検査の問題を理系・文系問題の比率を変える

適性検査では男子を増やしたければ理系の問題を増やし、女子を増やしたければ文系の問題を増やすとよいと言われています。
適性検査で調整することは可能です。

実際、適性検査で調整するのでしょうか?

中高一貫校で最も困るのは学校の勉強についていけなくなることです。上の子の定期テストの結果では中1の早い段階からついていけなくなる生徒はいます。学校の勉強についていけなくなる問題と比べて、男女別定員の問題は小さい問題だと思います。

このことを踏まえると適性検査で調整するのはリスキーです。

2022年はどうなる?

2022年も2021年に続き、グループ活動による検査はありません。

・適性検査は男子の方が高得点である。
・適性検査の問題傾向は例年通りである。
という前提として、男子の方が増えると予想します。

2023年以降はグループ活動による調整がある程度入ると思われます。
2022年の結果は大注目ですね!!

コメント

  1. y より:

    今年は平塚中等は男女比が59:101で女子が圧倒的でした。相模原中等も若干女子が多めです。

    • みーくん より:

      コメントありがとうございます。子供から聞いて驚きました。ここまで違うと去年まで本当に男子の方が適性検査の得点がよかったのか疑いたくなりますね!!

  2. y より:

    わかります!私も塾の先生方にずっと「この年の合格者最低点は〜だけどこれも多分女子です」って言われ続けてきたんで、聞いた時「は!?」ってなりました!
    それでも学年トップは男子っぽいです。

    • みーくん より:

      コメントありがとうございます。2022年は女子ができる年だったんですかね~。今年は情報収集不足でした。もう少し情報を収集して、アップしたいと思います。子供は男女別定員廃止で一番気にしているのは部活みたいですね。マニアックな部活は死活問題だと言っていました。

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