2023年の神奈川県の公立中高一貫校の受検倍率が公表されました。
受検倍率のおさらいです。
受検倍率とは(受検者数)÷(合格者数)で計算されます。
受検の手続きをしたけれど、試験を受けなかった人は受検者数には含まれません。
受検倍率は?
過去5年間の相模原中等教育学校、平塚中等教育学校の受検倍率をまとめてみました。
またもや過去5年間で最も低い受検倍率になりましたね。
年々受検倍率が下がってきていますね。
2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | ||
相模原 | 男子 | 7.11 | 6.68 | 6.64 | – | – |
女子 | 8.24 | 7.09 | 6.79 | – | – | |
全体 | 7.68 | 6.88 | 6.71 | 6.35 | 5.84 | |
平塚 | 男子 | 4.81 | 4.99 | 5.26 | – | – |
女子 | 5.4 | 5.29 | 5.79 | – | – | |
全体 | 5.11 | 5.14 | 5.53 | 4.71 | 4.53 |
受検倍率の低下原因を考察したいと思います。
志願者倍率と比べて、受検倍率がかなり低いのが印象的です。
原因は取消・欠席者数が増えているためだと思います。
取消・欠席者数がナント・・・相模原中等教育学校で47人、平塚中等教育学校で12人もいますね。
取消・欠席の理由は当日の体調不良など色々考えられますが、個人的には私立との併願が増えてきているのではと考えています。
既に2/2までの志望校に合格していて、受検しなかったことが一番の原因だと考えています。
辞退した合格者も例年より多いような気がします。
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